理事長挨拶
第26回関節ファシリテーション学会学術大会
SJF学会理事長 姫野 吉徳
この度、2026年10月24日(土)、25日(日)の2日間にわたり、岐阜県岐阜市の「じゅうろくプラザ」において、第26回関節ファシリテーション学会学術集会を開催する運びとなりました。
今回の学術集会では、「臨床研究とSJF(関節ファシリテーション)」をメインテーマに掲げました。
私たち理学療法士・作業療法士にとって、SJFは関節運動学的アプローチとして日々の臨床において、目の前の患者の痛みや可動域が改善する瞬間を目の当たりにすることは、大きな喜びであり、技術研鑽の原動力となります。しかし、その卓越した手技や治療結果を、個人の「経験」や「勘」に留めるのではなく、客観的なデータに基づいた「科学」として体系化していくことが、これからの理学療法・作業療法界においてますます重要視されています。
「臨床研究」と聞くと、少しハードルが高いと感じる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、臨床研究の本質は、日々の治療の中で生まれる「なぜ良くなったのか?」「どのような機序で変化したのか?」という素朴な疑問を、丁寧な観察と記録によって検証していくプロセスそのものです。 本学術集会では、第一線で活躍される先生方による講演やシンポジウムを通じ、SJFの最新の知見を共有するとともに、臨床現場からどのように研究をスタートさせ、実証的根拠を構築していくべきかという道筋を共に考えたいと願っております。ベテランの先生方にはさらなる深化の場として、また若手の皆様には、自らの臨床を振り返り、形にするきっかけの場となれば幸いです。
会場となる「じゅうろくプラザ」は、JR岐阜駅に隣接しており、全国各地からのアクセスが非常に良好な場所に位置しております。10月の岐阜は、長良川の恵みや金華山の彩りが美しく、非常に過ごしやすい季節です。学会での熱心な議論の合間に、岐阜の豊かな自然や歴史、そして「鮎」をはじめとする秋の味覚を楽しみながら、会員相互の親睦を深めていただけることを願っております。
最後になりますが、本大会の開催にあたり、多大なるご支援を賜りました関係各位、ならびに準備に尽力してくださった実行委員の皆様に心より感謝申し上げます。全国から多くの皆様のご参加を、岐阜の地にて心よりお待ち申し上げております。